2018年2月25日
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パチンコの遊技機規制2月1日に施行されていた!?実質何が変わったのか。




政府が推進するギャンブル等依存症対策の一環として改正された、パチンコの遊技機規則が2月1日から施行された。

ネット上では、出玉規制が従来の3分の2まで引き下げられるであるとか、現行設置されている遊技台はすぐに撤去されるであるとか、様々な噂や憶測が飛び交っているが、当のパチンコホールの、1月31日の営業と2月1日の営業に変化は特にない。

正確に言えば、2月1日以降に、開発メーカーが保通協(販売前のパチンコ・パチスロ遊技機の検査機関)に持ち込む遊技機の仕様が新しい規則の施行により変わったのだ。

これらの遊技機は、保通協での厳しい検査をクリアした遊技機は、早くとも5月以降にパチンコホールに設置される。パチンコ業界も、約1年掛けて、今回の規則改正に関わる準備を行っており、現場レベルでの混乱はほぼ無い。

遊技機の射幸性(≒出玉性能)が抑制されたことは確かではあるが、パチンコ業界は今後2年~2年半くらいの時間を掛けながら、新しい規則に沿った遊技機の設置を行っていく。

ただ、2月1日の規則改正により、大きく変わらざるを得なかったホールもある。

新規則施行のタイミングにより、全国のパチンコホールは、一部の対象機を除いた「みなし機」の撤去を余儀なくされたからだ。

パチンコ・パチスロ遊技機は、公安委員会から通常3年間の設置が認められており、これを「検定期間」と言う。この検定期間が経過したのち、再度公安委員会に許可を得て、更に3年間の設置を認めてもらうことも出来る。これを「認定期間」と言う。

この認定期間(6年)が過ぎたにも関わらず、または検定期間終了後に認定を取得せず、ホールに設置されている遊技機を「みなし機」と呼ぶ。

規則施行日前日の1月31日に「みなし機」であった遊技機は、一部の遊技機を除き、施行日である2月1日をもってホールから撤去しなくてはならないのだ。

ほとんど遊技機の入替えを行わない小規模ホールには、設置されている遊技機の3分の1が「みなし機」という場合もある。

このようなホールは、一気に遊技機の入替えをせねばならず、その設備投資費が不足していたり、無理な投資を行っても回収の目途が立たなかったりの理由で、閉店に追い込まれたホールも少なくはない。

また当面は「みなし機」のまま営業を続けるが、警察からの指摘があったり、行政処分をくらうようなことがあれば、そのまま閉店するという経営者もいる。

 

全国的に遊技客が減少し、世間の風当たりも強い中、ここが潮時と言えばそれまでであるが、一方で業界の変化についていけず淘汰されるべくしてされたという見方も出来なくはない。

・出玉の上限ばかりでなく、下限値も設定されている

新たな規則の施行により、遊技機の射幸性が抑制され、ファンからも「今までのような出玉は期待できない」との声が上がるなか、1月31日に開催された、パチスロ開発メーカーによる「回胴式遊技機製造業者連絡会」において、一部内規の撤廃が決定された。

簡単に言えば、遊技機は今回改正された遊技機規則等の法律により出玉等の仕様が規制されている部分と、開発メーカー同士の申し合わせにより自主的に規制している部分とがある。今回の製造業者連絡会においては、この内部の自主的な規制の「緩和」が決議されたのだ。

その中でも注目すべきは、純増枚数規制の撤廃である。自主的に2.0枚まで引き下げていた純増枚数の規制を取り払ったのだ。

これにより、今後登場するパチスロ6号機において最も懸念されていた、出玉スピードの遅さが解消されることになる。出玉スピードに魅力を感じている若年層ファンや、仕事帰りのサラリーマンの一勝負という需要にも対応が出来れば急速なファン離れも起きにくい。

また製造業者連絡会では、内規の緩和により、ゲーム性の自由度も大きく広げた。新規則の施行により、所謂「出玉の波」を作りにくくなった側面は確かにあるが、ホール関係者やメーカーの開発者らは、パチスロ本来の面白さを創出できるのではと大きな関心を寄せている。

ちなみに、パチスロ6号機においては、出玉の最大値は2400枚に制限している。出玉の量に関しては、従来の上限3000枚よりも更に厳しい内規を敷いたが、その仕様においては緩和を行った格好だ。

凋落著しいパチスロにおいて、6号機に掛かる期待は小さくない。

結びとして、今回の遊技規則改正により出玉の上限値が規制された話ばかりが先行しているが、出玉の下限値も新たに設定されていることも付記しておきたい。

下限値が設定されれば、吸い込みも緩和される。出玉は規制され、吸い込みはそのままというわけにもいかないのだ。


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